能美防災では、すべての社員が自分らしく、安心して長く働き続けられる環境づくりに力を入れています。
制度面の整備はもちろんのこと、一人ひとりの声を大切にした取り組みや、
社内に広がる前向きな空気が、女性社員の活躍を後押ししています。ここでは、そんな能美防災の「今」の姿を、
データと取り組み、そして現場で働く女性社員のリアルな声を通じてご紹介します。
Measures能美防災の取り組み
- 人事部人事企画・
DE&I推進部所設立 -
2024年4月、新たに発足。人事制度の企画・運用とDE&I推進を担い、女性活躍や障がい者雇用、LGBTQ+理解促進など、多様性を活かす制度・風土づくりに挑んでいます。
能美防災のDE&I方針はこちら - 社内報での女性社員紹介による
ロールモデル提示 - 活躍する女性社員を社内報で紹介。働き方やライフプランを含む多様なキャリアの在り方を共有し、「自分らしく働く未来像」を描けるロールモデルの発信を行っています。
- 社内相談窓口「キャリサポ」
- キャリアに関する悩みや相談を気軽にできる社内窓口を設置。上司以外の相談相手として活用でき、社員一人ひとりの主体的なキャリア形成を後押ししています。
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- 能美防災は、「健康経営優良法人2025」や「ハタラクエール2024」など、働きやすさや健康支援の取り組みにおいて外部評価を獲得しています。制度面・風土面の両面から働きやすい環境づくりを強化しています。
Dataデータで見る
社員男女比率
女性管理職割合
女性役員割合
平均勤続年数
育休の最長休暇日数
子が2歳になるまで
※保育園に入れなかった場合Interview女性社員インタビュー
現在の仕事内容に関して教えてください。
安心を支える提案営業防災備蓄品の営業を担当しています。火災対策の防災設備に加え、備蓄品を組み合わせて提案することで、お客様の「総合防災」を支えるのが私の役目です。ヒアリングや見積作成だけでなく、納品の立ち会いや非常食の賞味期限管理など、継続的に信頼関係を築くことが欠かせません。また、メーカーとの価格交渉や新商品リサーチなど、バイヤー的な役割も担っており、情報の幅広さが求められます。一度きりで終わらない関係性の中で、「次もお願いしたい」と言っていただける瞬間が、この仕事のやりがいです。
能美防災のおすすめポイントを
教えてください。
のびのび働ける環境
入社当初、営業職と聞いて「ノルマのプレッシャーが大きいのでは」と不安に感じていましたが、実際には個人の数字を責められるような空気はなく、部全体で目標に向かう風土があります。お客様の課題に向き合い、本当に必要な提案をできる環境は、営業としても精神的に非常に働きやすいです。また、休暇制度も柔軟で、特に夏季休暇はお盆以外で5日間自由に取得可能。毎年この制度を活用して旅行を計画し、しっかりリフレッシュしています。

自身のキャリアアップについて
不安はありましたか?
一人で抱え込まなくていい職場
キャリアに対して漠然と不安を感じていた時期がありましたが、上司との面談で正直に悩みを打ち明けたところ、親身になって今後の方向性を一緒に考えてくれました。また、先輩や同期とざっくばらんに話ができる雰囲気があり、仕事の話から雑談まで、たくさん相談に乗ってもらいました。その後、新しい業務にも挑戦させてもらえたことで、自分の可能性が広がった実感があります。今は刺激のある毎日に、前向きな気持ちで向き合えています。
これから能美防災でどんな挑戦を
していきたいですか?
“火災だけじゃない防災”に挑戦中
近年の自然災害の増加を受けて、当社でも新たな防災事業への挑戦が始まっています。私自身も昨年度、未来共創プロジェクトに参加し、防災備蓄品を活用した新サービスを立ち上げました。また、災害体験型のショールームもオープンし、防災意識を社会に広げていく取り組みにワクワクしています。火災だけでなく、あらゆるリスクに備える「総合防災」を提案できる営業として、今後も新しいチャレンジを続けていきたいです。

現在の仕事内容に関して教えてください。
【制度×多様性】両輪で“未来の能美”をつくる仕事人事企画・DE&I推進グループは2024年4月に立ち上がった新しい部署で、大きく「人事制度の企画・運用」と「DE&Iの推進」に分かれた役割を担っています。私は主に、女性活躍、障がい者雇用、LGBTQ+理解促進など、ダイバーシティに関するテーマと制度企画全般に携わっています。現場の声をヒアリングしながら、時代に合った新しい制度や風土をどう会社に根づかせていくかを考える毎日は、決して簡単ではありませんがやりがいは抜群。まだ正解がないテーマだからこそ、「前例のない提案」も歓迎される文化があるのが当社の面白さだと感じています。
仕事をする上で意識していることは?
限られた時間をどう使うかが勝負業務の特性上、イレギュラーな仕事が急に入ることが多いため、「計画+柔軟さ」を意識して働いています。週ごとにタスクを整理しつつ、すべてに優先順位をつけ、さらに“ここまでに終わらせる”という時間制限を設けるようにしています。特に企画業務は際限なく考え込んでしまいがちなので、あえて制限時間を決めることで、集中力を高めています。また、AIや新しいツールも積極的に活用しています。業務効率化のために、便利なサービスやテクノロジーを試すことが、自分にとっても仕事にとってもプラスになると感じています。

全社員が働きやすい企業へ成長していくために、
どのようなことを意識していますか?
“違和感”を放っておかない
女性活躍を推進する立場として、性別による“無意識の役割分担”には強い関心があります。以前、研修の場で「女性の参加者が多くて驚いた」と言われたことがありましたが、これは時代が動いている証拠だと思っています。一方で、「家庭があるから配慮したつもり」が、結果的に成長機会を奪ってしまうケースも少なくありません。私は、自分自身が研修で積極的に手を挙げたり、会議でしっかり発言したりすることで、そういった“善意に隠れた固定観念”を少しずつ崩していけたらと考えています。
これから能美防災でどんな挑戦を
していきたいですか?
制度だけでなく“土壌”も耕す
人事企画もDE&I推進も、「変化を起こす」ことが目的ではありません。本質は、“今ある良さ”を活かしながら、これからの社会や会社に必要な姿へと進化していくことだと思っています。人的資本経営やダイバーシティは今やどの企業でも取り組んでいるテーマですが、大事なのは「自社の現在地を正しく把握すること」。トレンドに乗るのではなく、能美防災らしい形で課題に向き合い、何を変えるべきかを丁寧に見極めたい。それを支えるのが私の仕事であり、これからの挑戦だと感じています。
