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現在の仕事内容について
教えてください消防設備の正しい作動を
支えるメンテナンス業務私は、防災設備のメンテナンス業務を行う部署に所属しています。施設に設置されている防災設備は、消防法によって年2回の点検・報告が義務付けられています。こうした点検作業の実施に伴う調整・管理が担当業務です。点検作業の結果、設備の不具合がわかった場合には改修・リニューアル工事の計画や見積りの提案、つまり営業のような業務もこなし、さらに工事が受注できると、その施工管理にも携わります。現在は、都内にある複数の施設を担当していますが、その中には、東京の湾岸地区を代表するような大型施設もあります。つい先日、その施設の竣工から使われていた消防設備を全面的にリニューアルする工事の一部を無事に完了しました。誰もが知っているような施設の、消防設備全体の要となる火災受信機(災害時に、複数の防災設備を一括して連動・制御する機器)のリニューアル工事を任され、成長の手応えを感じています。
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能美防災に
入社した理由は?働く意義が感じられる仕事が
したかった「命や財産を守り、人々のためになる仕事に就きたい」と、防災業界を志望しました。さまざまな企業の中から能美防災を選んだのは、業界のパイオニアとしてトップを走る会社だから。その分、重大な社会的使命を担う防災業界のなかでも、より影響力が大きく、やりがいのある仕事ができるに違いないと考えました。また、当社の創業のストーリーに心を動かされたことも入社の後押しになりました。今から約100年前に起こった関東大震災で火災による被害の惨状を目の当りにして義憤を感じた創業者が、火災予防の研究を決意したことが事業のスタートだったという話を聞いたとき、自然と熱い気持ちがこみ上げてきました。自分も「火災被害ゼロ」を目指す会社の一員として、目標の実現に貢献したいと強く感じました。
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仕事のやりがいを
教えてください自分の設備が社会の役に立っている実感
防災設備のメンテナンス業務の魅力は、「社会の安全を支える」「災害から命を守る」という使命感を抱いて仕事ができること。また自分が設備の点検や改修工事を手掛けた建物が実際に多くの人に使われていると、満足感が得られます。そうした工事が完成した後の喜びもさることながら、私の場合、工事が進行している最中にもやりがいを感じます。工事現場に身を置いて、自分が提案した改修工事がだんだんとできあがる様子を見ていると、完成後に施設利用者が使う姿が想像でき嬉しくなります。その他、他企業との連携があることも、この仕事の面白さだと思います。大がかりな改修工事を行うときには、防災設備以外の空調設備工事会社、内装工事会社など、いろいろな企業と連携してお互いの作業内容を調整するのですが、自分の知らない人と出会い、新しい知識や価値観に触れることは、とても刺激的で楽しいです。
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能美防災でどのように
成長してきましたか?職場環境のおかげで、
自分の得意領域を持てるように入社以来、思っていたよりもスムーズに成長し、自分の強みを持てるようになりました。私が成長してこられた理由は、入社1年目、部署研修を終えてからはどんどん現場に出してもらい、さまざまな仕事に触れさせてもらえたからです。そのときの経験を通して、改修・リニューアル工事の見積作成・提出から工事が完了するまでの流れを、早い段階で知ることができたたことは、貴重な財産になっています。1年目があったおかげで、今では「リニューアル工事は、自分の得意領域」と胸を張って言えるまでになりました。また、周りの先輩方に恵まれたことも、成長の支えとなりました。一緒に案件を担当した先輩だけでなく、業務上の接点のない先輩も、わからないことを聞けば、笑顔で快くアドバイスをくれます。防災設備のメンテナンス業務は、予期せぬ事象への対応が求められる場面が多くあるため、先輩方に助けてもらえる環境がなくては、ここまで順調に働いてくることはできませんでした。
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100年後の防災のために、
あなたが挑戦することは?理想の社会を見据えて、
目の前にある仕事に集中防災設備を、いかなる時も正しく動く状態に維持管理していくことが、私たちメンテンス担当の役割。そのため、まずは目の前にある業務を全うすることが、当社のビジョンである「火災被害ゼロの社会の実現」につながると思っています。ビジョンの実現は決して簡単ではない挑戦です。それでも担当する改修工事で扱う各種防災設備についての知識を深めることで、少しでも貢献できる人材を目指します。また自分の将来のキャリアについては、メンテナンス業務で培った防災設備に関する知識・経験を武器に、点検や改修・リニューアル工事だけでなく、営業的な活動でもリーダーシップを発揮できるようになりたいと考えています。そうなることで、建物の防災に関する私の知見をより多くの施設に提供し、広く社会の役に立てるからです。