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現在の仕事内容について
教えてください幅広い業務をこなして設備を完成させる
現在は、オフィスビルやマンションに自動火災報知設備を設置する工事の施工管理を担当しています。設備設計が設計し、提案営業が受注した物件に製品を設置して防災システムを納入し、お客様に引き渡す役割です。あくまで実際に設置工事を行うのは協力会社の作業員たちで、設置する製品の手配や工程、安全、品質、コストの管理などが私の担当です。具体的には、たとえば品質管理の部分では、施工が完了してお客様へ引き渡す前に、機器が正しく作動するかどうかを社内の厳しい基準に基づいてチェックを行います。施工管理の仕事に就いて意外だったことは、現場での仕事だけではなく、デスクワークの割合も高かったこと。法令によって所轄の消防署への提出が義務付けられた書類の作成や、物件に納める防災システムのデータ作成なども行います。
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能美防災に
入社した理由は?自分の仕事を堂々と語る
先輩たちに憧れて就職活動を開始した当初は金融系の業界を希望していました。大学では会計学を専攻していて金融関係の知識を学ぶことが多かったからです。就職活動を進めるうちに合同説明会で能美防災を知って、最初は「普段は目立たないけれども、社会の安全を守る製品をつくっていること」に興味を持ちました。入社への想いが高まったのは、自分の仕事を堂々と語る先輩社員の姿に心を動かされたからです。「社会に絶対に必要なものをつくっている自信がある」「仕事をすればするほど、社会の安全に役立っている感覚が持てる」 そんな先輩たちの言葉を聞いて「自分もこの会社で働いてみたい」と思うようになりました。さらに、説明会や面接を通して感じとれた社員の人柄や雰囲気の良さにも惹かれました。
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仕事のやりがいを
教えてください担当した設備が実
際に使われて、
役立っているやりがいであると同時に、難しい点でもあるのですが、まったく同じ製品を納めるとしても同じ工事は二つとない仕事です。建物の形状や使われ方、あるいは防災設備に対するお客様のニーズなど、施工の条件が現場によって異なるため、その現場の事情に合わせて工事を計画し実施しなくてはいけません。同じ建物内で、電気設備など別の設備の工事を担当する業者とお互いの作業予定を調整するのは、時には大変です。さまざまな苦労もありますが、自社の製品を自分たちで設置して、実際の建物の中で使われている様子を目にすることができるのは施工管理ならではの魅力だと思っています。家族や友人と一緒に、自分が携わった施設を訪れると、「ここには、私が携わった」と言いたくてたまらなくなります。
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能美防災でどのように
成長してきましたか?ステップバイステップで任される
現場が大きく振り返ってみると、任される現場の規模は年次が上がるごとに500㎡→3,000㎡→5,000㎡→30,000㎡と大きくなり、自分の成⾧を実感しながら働いてくることができました。入社後1年目は、3か月以上にわたる手厚い部署研修を経て、500㎡ほどの小さなビルの新築現場からスタート。OJT担当の先輩と一緒に現場を回って製品や工事の基本的な知識を教えてもらいました。その後、2年目には一人で現場を回るようになり、新築に加えて改築工事も経験しました。また、3年目には、今度は私がOJT担当に。後輩に教えるために、自分の理解が曖昧だった事柄を改めて勉強する良い機会となりました。施工管理職としての自信が確かなものになったのは4年目。10数万㎡もある大型オフィスビルの現場で、リーダーの補佐役を務めたときのことです。サブリーダーの立場で大勢の人とコミュニケーションをとりながら業務をこなしました。大規模現場ならではの経験ができたことで、ひとつ上のステップに進むことができたと感じています。
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100年後の防災のために、
あなたが挑戦することは?現場経験を活かして
後輩の成長を支える入社するまでは、自分が施工管理の仕事に就くとは思ってもいませんでした。でも今では、施工管理の仕事が好きになりました。働きやすい雰囲気で、同年代の女性も多く活躍する職場で働くうちに、当社の施工管理職としてできるだけ長く働きたいと考えるようになりました。とはいえ長い人生では、子育てをする時期など、ライフステージによっては工事現場に頻繁に出る今のような働き方ができない状況も出てきます。そのため、工事現場に出なくても、施工管理に関われる働き方ができないかと上司に相談しているところです。これまでの現場経験をいかして
、施工管理職の後輩たちの成長を支援する、そうした人材育成のようなポジションで、家庭と仕事を両立しながら能美防災が目指す「火災被害ゼロの社会の実現」に貢献したいというのが私の願いです。