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現在の仕事内容について
教えてください法律の範囲を
超えた高機能な
防災設備を提案私が所属している部署では、法律(消防法・建築基準法)で設置が義務づけられていない特殊製品を取り扱っています。空調気流が常時室内外を循環しており煙が天井面に滞留せず、一般的な自動火災報知設備が機能しにくい環境があります。具体的には、データセンターや通信機械室。コンピュータやネットワーク機器を収める専用の建物は、機器を冷却する循環空調が行われているため、煙の検知が極めて困難です。そこで私たちが超高感度煙監視システムなど、よりハイスペックな製品を提供し、お客様の資産を守ります。現在は主に、半導体や液晶工場のクリーンルーム、各種工場の電機室などを対象とした営業を行っており、その中でも新規案件の開拓にも携わっています。その他、当社製品が未導入の拠点を持つ企業、東南アジアを中心とした海外工場を所有する企業など、さまざまなお客様にそれぞれのニーズに合わせて特殊製品の導入を提案する活動も行っています。
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能美防災に
入社した理由は?仕事選びの2つのこだわりを
満たしてくれた就職活動をするにあたり、業種へのこだわりはありませんでした。あったのは、仕事選びに関する2つの選択基準です。
1つ目は、誰もが認める自社製品を持っていること。営業職を希望していたので、「お客様に、自分たちの製品を自信を持って提案したい」という気持ちがありました。
2つ目は、さまざまな業種のお客様と関わることができる事業を展開していること。限られたお客様だけではなく、常に新しいお客様と接して刺激を受け続けられる環境が理想でした。この2つの基準を満たしたのが、防災事業のパイオニアとして100年近い実績を持ち、なおかつ一般住宅やオフィスビル、公共施設や社会インフラなど、あらゆる場所に製品を納めている当社でした。 -
仕事のやりがいを
教えてくださいエンジニアリングに
も踏み込んでお客様に貢献私たちは法律で設置義務のない特殊製品を取り扱うため、受注を獲得するには相応の努力が求められます。費用をかけて特殊製品を導入する価値を認めていただくために、お客様の防災上の課題や現状の安全対策についてのヒアリングを幾度も重ねて知恵を絞らなくてはなりません。しかし苦労する分、提案が認められたときの達成感も格別です。また私は、自分の仕事について「営業でありながら売るだけではない点」が良いと感じています。私の部署では、自分の販売する製品が設置される現場を自分の目で確認して、防災に有効な配置設計を考えることも提案営業の担当範囲。営業といっても、機器を実際に設置して検知漏れがないように確実に機能させる、いうなればエンジニアリングの領域にも踏み込んで、お客様の防災に貢献できるのです。
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能美防災でどのように
成長してきましたか?「あなただから契約した」
という
言葉がもらえるように入社2年目になって、それまで特殊製品の納入実績がなかった半導体メーカーのお客様から新規の受注を獲得することができました。先方の工場新築のタイミングに合わせて当社の防災設備を導入いただくべく、自分が中心となって営業活動を進めて契約にこぎつけることができました。他社との比較などを含んだ提案書の作成、先方を当社の実験場に招いてのプレゼンテーションなどをやり遂げて、営業としてステップアップすることができました。受注できたときは、いつも満足感が味わえますが、それは決して自分だけの力ではありません。能美防災で営業をしていると、会社の技術力、製品力の優位性に支えられていると強く感じます。それでも近頃は、お客様から「あなたが担当で良かった」と言ってもらえることが増えてきて、「自分自身の力も少しはついてきたかな」と思っています。
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100年後の防災のために、
あなたが挑戦することは?カテゴリーを超えた防災設備のプロフェッショナルへ
能美防災のブランド力があれば、お取引先を今以上に広げていける余地があると思っています。営業担当として提案力を高めるとともに、人間としての魅力を磨くことで、お取引のないお客様にもお取引のあるお客様にも、当社製品の良さをもっと伝えていきたいと思います。
そうするためには、私としては特殊製品に関する営業経験や知識を蓄えるだけでは不十分といえます。なぜならお客様の工場や建物は、私が関わる特殊製品以外も含んだ防災設備によって守られているからです。法定内も法定外も、あるいは火災報知設備も消火設備も。カテゴリーを超えて提案ができる営業担当にならなくてはなりません。いつ大きな災害が起こるかわからないといわれる中で、少しでも多くのお客様の生命や財産を守るために、トータルな防災設備プロフェショナルを目指します。